K-IV町のねこさん(1)

パブコメの記事ばっかり書いているとやっぱり疲れてきますので、ここらでねこの記事を書きます。

 

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きれいなぶちの入ったちゃしろさん。しっぽは非常に太いカギしっぽ。

 

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囚われの身……じゃなくて、たぶんねこが入れないようにと張られた金網の向こうになんなく入った三毛ねこさん。出入りは余裕です。

 

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みっちりと3匹昼寝中。

 

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チャシロは2匹のキジの倍ぐらいの堂々たる体格

 

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三毛ねこさん

 

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こんにちは、おや、手術済みの耳カットしてるね。

 

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おもむろに体を掻いたあと……

 

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きれいなシルエットをのこしつつ石段を降りていった。

 

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と思ったら、寄り道して、なにやら神妙な面持ちで頭を門扉にすりつける。

 

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きれいな紫の首輪に大きな鈴をつけたキジトラさん。でも、飼いねこかどうかよくわからないらしい。

 

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人慣れもしているし、普通に考えたら内外飼いねこなんだけど、飼い主さんのところに帰っている形跡がもうここ1ヶ月くらいないそう。

 

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このままでは避妊の問題もあるので、首輪にお手紙付けて飼い主さんを探すといいかなあ。

 

 

飼いねこは、ほんとは室内飼いしてほしいけれども、まだまだそれは長崎の常識にはなっていない。だったらせめて、不妊化手術はしてほしいし、りっぱな首輪をつけるんだったらついでに飼い主さんの連絡先もつけてほしい、と思います。

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テーマ : 野良猫・地域猫
ジャンル : ペット

譲渡会報告(12/2公会堂前・R&G)

時折小雨のぱらつく冷え込んだ天気のもと、一般参加のねこさん6組13匹のこぢんまりした譲渡会でした。

 

先日母ねこの捕獲・不妊化の済んだN町のKさんのところのココちゃん(薄チャシロ・♀・2ヶ月半)。兄弟の中では一番おっとりですが、引っ込み思案なところもなく、よくしゃべってました。しっぽの長さは中くらい。

 

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ココちゃんへのお問い合わせは、こちらのフォームよりご連絡いただければ、Kさんに取り次ぎます。

 

 

大学キャンパス内でケガをしているところを保護されたシロクロくん(♂・2.5ヶ月)。なにかに挟まれたかしたようで、左後ろ足の指2本としっぽの先が壊死してしまっていますが、傷としては完治しており、本人もまったく気にしていません。あと1ヶ月もしないうちに、よく見ないとわからない程度まで跡形もなくなると思います。しっぽの長さは長めです。

 

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ちょこまかとよく動きます。わんぱくですね。

 

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こちらのフォームよりご連絡いただければ、保護主Tさんへ取り次ぎます。

 

 

M町のNさん保護ねこの海くん(シロクロ・♂・5ヶ月)。今日は、いつも一緒の波ちゃん(三毛・♀・5ヶ月)がノロウィルスによる体調不良で欠席だったため、1匹での参加です。

 

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ひとりだとラビットケージも広いね。

 

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えらくイケメンに撮れました。

 

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海くんへのお問い合わせは、こちらのフォームよりご連絡下さい。

 

 

F町・Mさんのところの三毛ちゃん(♀・3ヶ月半・中しっぽカギ)。一人遊びをするなかなかおもしろい子です。ミーアキャットみたいに二本足立ちしたり、見えないなにかと戦ったり。写真に撮ろうとすると、やめちゃうんですよね、残念。

 

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トラ三毛です。

 

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一見チャシロの男の子っぽく見えますね。

 

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ぺろぺろ、がじがじ、カワユイ。

 

三毛ちゃんへのお問い合わせは、こちらのフォームよりご連絡いただければMさんに取り次ぎます。

 

 

途中から参加したIさん(だったと思った)の7匹兄弟。外ねこが妊娠したので「これを産ませて避妊手術しよう」としたら7匹生まれて、それが全部すくすく健康に育ったそうです。3~4ヶ月齢だと思います。

 

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左端から、丸顔のキジ(♂)、サビまじりチャトラ(♀)、グレー(♂)とその後ろに隠れているのはややグレー混じりのキジ(♂)、手前の長毛クロ(♀)、さらに手前でピントは合っていませんがサビキジ(♀)。

 

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別写真です。

 

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そしてもう1匹、グレーキジシロ(♀)、これで7匹です。単体で見ればどの子もかわいいですが、7匹まとめるとちょっと個性が打ち消し合ってしまう感じですね。7匹へのお問い合わせはこちらのフォームからご連絡いただければ取り次ぎます。

 

それから最後は譲渡会常連となったTさんのところのミミちゃん(三毛・♀・6ヶ月)とユリちゃん(グレーサビ・♀・6ヶ月)ですが、この日はよい写真を撮れていないので、11/25の市民会館前譲渡会の写真をご覧下さい。

 

お声掛かりはあったのですが、ご縁には至らず、どの子も引き続き里親さま募集中です。

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テーマ : 里親探し
ジャンル : ペット

動物の保護と管理(官報資料版No.822より)

1974年3月13日発行『官報資料版』No.822は、「動物の保護と管理 ―人間と動物との豊かな環境づくり―」と題して、当時まもなく4月1日より施行されることになった「動物の保護及び管理に関する法律」についての説明が掲載されています。今から40年前の社会状況や、そもそものこの法律の立法趣旨など、今回関係法令を含めて改正作業が進んでいる「動物の愛護及び管理に関する法律」のパブリック・コメントを考える上でも重要な点が含まれていると思うので、ここに転載します。

 


 

動物の保護と管理

-人間と動物との豊かな環境づくり-

総  理  府

 

 昨年、第七十一回国会において成立した「動物の保護及び管理に関する法律」(昭和四十八年法律第百五号)が、本年四月一日から施行されることになっています。
 この法律は、動物の虐待の防止、動物の適正な取扱い、その他動物の保護に関する事項を定めて国民の間に動物を愛護する気風を招来し、生命尊重、友愛及び平和の情操のかん養に資するとともに、動物の管理に関する事項を定めて動物による人の生命、身体及び財産に対する侵害を防止することを目的として制定されたものです。
 この法の目的を実現するには、先進諸外国の例からみても、また法の強制力をもってしても一朝一夕になし得ることではないと考えられます。私たちは法の精神を尊重し、その趣旨の普及について不断の努力をはらっていく心構えが必要だと考えます。

 

◇立法の背景と法の趣旨

 私たちは、犬やねこ、牛や馬などを、あるいはペットとして、あるいは食用として、ときには、医学上の実験のために人間の身代りにする等さまざまな動機や目的をもって動物を飼い生活に役立たせていますが、従来、我が国においては、動物の保護及び管理に関する統一的な立法措置がなかったことなどもあって、往々にして動物に対する適切な配慮を欠き、このため、動物に不必要な苦痛を与えたり、また、一方では、動物の保管に適正を欠くために、動物による人身事故等が多く生ずる実情にありました。
 これらの実情並びに諸外国でのこの種の法令の整備状況等にかんがみ、動物の保護及び管理について総合的、統一的な立法措置を講ずることの必要性が、関係者の間で強く提唱され、重要な社会問題とさえなっていました。この法律は、このような状況を背景として制定されたもので、動物の虐待の防止、動物の適正な取扱い、その他動物の保護に関する事項を定めると同時に動物の管理に関する事項を定めて、動物による人の生命、身体及び財産に対する侵害を防止することを目的としており、単に動物を愛護しようというだけでなく、人と動物の共存の道徳理想を築き上げようとしているところに大きな特色があります。

 

◇法律の内容のあらまし

[1] 法の目的と動物愛護週間の設置について

 この法律は、動物を愛護することは、根本において人類愛にも通じるものであるという理念に立って、動物の虐待防止とその適正な取扱いを定め、「国民の間に動物を愛護する気風を招来し、生命尊重、友愛及び平和の情操のかん養に資する」こととするとともに、動物の管理に関する事項を定めて「動物による人の生命、身体及び財産に対する侵害を防止する」ことをその目的とするものであることを明らかにしています。そして、動物の保護及び管理に関する基本原則として、動物を不必要な苦痛、殺傷、酷使から守るだけではなく、積極的に、その習性を考慮して適正に取扱うようにしなければならない旨を定めています。
 また、動物の愛護と適正な飼養についての関心と理解を深めるために、毎年九月二十日から二十六日までを動物愛護週間と定め、この週間には、国及び地方公共団体は、関係団体等への指導、助言等によって、その趣旨にふさわしい行事が行われるよう努めなければならないとしています。この週間は従来民間団体において自主的に開催されていたものですが、これが法律をもって実施しなければならない行事とされたことに大きな意義があります。

 

[2] 動物の適正な飼養及び保管について

 動物の飼主等が、動物の飼養、保管に適正を欠くと、動物の健康や安全を害するばかりでなく、動物による人への危害を生じたり、人に迷惑を及ぼす原因ともなることがあるので、動物の飼主等は、動物を適正に飼養、保管するように努めなければならない旨を規定し、その具体的な基準は、内閣総理大臣が、動物保護審議会の調査検討の結果をまって定めなければならないことになっています。
 次に、地方公共団体にあっても、動物保護の見地と動物による人の生命等の被害防止の両面から条例の整備を図り、積極的に動物の飼養、保管について指導、助言し、人の生命等に害を加えるおそれのある動物の飼養制限等について、必要な措置をとることができることになっています。

 

[3] 犬及びねこに関する措置について

 犬やねこの飼主は、それらを飼養することができなくなったり、あまり繁殖して飼養が困難になった場合、往々にしてそれを安易に野に捨てる傾向にあるので、捨て犬及び捨てねこの発生防止と、その保護を図るために、都道府県等に犬やねこの引取りを義務づけ、犬やねこを捨てた者を処罰することとしています。また、犬又はねこの所有者は、動物がみだりに繁殖して適正な飼養が困難となることを防止するために、飼主は、できるだけ動物の生殖を不能にする手術を行うよう努めなければならない旨の所有者の責務を明確にしています。

 

[4] その他動物保護のための具体的措置について

 道路、公園等の公共の場所において負傷した犬、ねこ等(通常家畜とされるべき動物、その他一般に人々の間で親しまれている家畜、家きんの類)を発見した者は、すみやかに飼主に、飼主が判明しないときは都道府県知事等に通報しなければならない旨を定め、また、どうしても動物を殺さなければならない場合、例えば、有害動物の駆除、食用のためのと殺及び回復困難な傷病動物の処分や動物を試験研究等の科学上の利用に供するような場合は、できるだけ動物に苦痛を与えない方法によってしなければならないとし、その具体的な基準等は、動物保護審議会の諮問を経て内閣総理大臣が定めることとなっています。

 

[5] 動物保護審議会の設置について

 この法律を施行するための具体的な基準や必要な措置については、内閣総理大臣が関係行政機関の長に協議し、かつ、動物保護審議会の諮問を経て決定することとなっています。
 この審議会は、学識経験のある者のうちから、内閣総理大臣が任命する十五人以内の委員(その過半数は、動物に関する専門家が委員となる。)をもって組織され、内閣総理大臣の諮問に応ずるほか、動物の保護及び管理に関する重要事項を調査、審議し、意見を述べることができることとされています。
 この法律により、内閣総理大臣が定める基準等は次のとおりです。なお、審議会は法の施行と同時に発足することになっているので、これらの基準等は四月一日以降逐次決定されることになります。

  1. 動物の飼養及び保管に関する基準
  2. 犬及びねこの引取りを求められた場合の措置に関する必要な事項
  3. 公共の場所における犬、ねこ等の負傷動物等を収容する場合の措置に関する必要な事項
  4. 動物を殺す場合の方法に関する必要な事項
  5. 動物を科学上の利用に供する場合の方法及び事後措置に関する基準

 

[6]罰則について

 この法律で「保護動物」と定められた次の動物を、正当な理由がなく虐待し、又は遺棄した者には三万円以下の罰金又は科料が課せられることになっています。これは、法制定の趣旨にかんがみ、牛、馬、その他の動物を殴打し、酷使し、必要な飲食物を与えないなどの仕方で行う虐待や、犬、ねこ等のペットの無制限な繁殖の結果に伴って生ずる無分別な遺棄を防止する目的から定められたものです。
 なお、虐待及び遺棄に当たる事例および考え方は、従来の軽犯罪法及び刑法のそれに従うものであるとされています。
 また、次の「保護動物」は動物のうちでも特に人々の間で身近に親しまれているものを掲げたもので、このうち 1 は通常家畜とされるべき動物、2 は人の占有下に置かれているものを、1 と同様に保護しようという観点から定められたものです。

  1. 牛、馬、豚、めん羊、やぎ、犬、ねこ、いえうさぎ、鶏、いえばと及びあひる
  2. 人が占有している哺乳類又は鳥類に属する動物

 

おわりに

 私たちは、この法律を単なる「生類哀れみの令」としてとらえることなく、無益の虐待から動物を救い、すすんでこれを保護しながら、人と動物が共存共栄する豊かな環境をつくりあげていくよう努めましょう。

【以上、『官報資料版』No.822=1974年3月13日発行】


さるねこ父が注目したいのは第3節の「犬及びねこに関する措置について」です。これは結局犬猫の引取りを行なう(行なわざるを得ない)社会的理由とそれへの対策について述べているわけですが、「飼い主が飼えなくなった犬猫、繁殖制限をしなかったために増やしすぎてしまった犬猫」を「往々にして安易に野に捨てる」傾向にあった点=社会的理由をまず指摘しています。

 

そして、それへの対応策として、つまり「捨て犬及び捨てねこの発生防止」とそれらの「保護」を図るために行政に犬猫の引取りを義務づけたのが、ピーク時の1985年度には806,018匹を数えるに至る、行政による引取り収容の始まりです。放置すればそれらの大部分は「野に捨てられた」ものを、行政が集めて「保護」したことは、それなりに社会的意義は大きかったと推測されます。「犬猫は、野山に捨てるものではなく、保健所に引取ってもらうものだ」という意識は浸透し、犬猫(特に犬)がひとの管理を離れることは少なくなったと言えます。ただし「保護」とは名ばかりで、実際はその大多数(たとえば1985年度であれば94.6%)が「殺処分」されていたのは、制度の最大の矛盾点ですけれども。

 

注目すべき点はそうした「矛盾だらけの保護」と同時に、いわば車の両輪として定められていたはずの「犬やねこを捨てた者を処罰する」規定(第13条)がまったく空文であった点です。犬猫を引取る方だけは着実に実行されて、捨てた人間を処罰する方はまったくと言っていいほど実行されなかった。さらに、第9条に掲げられた「飼い主による繁殖制限」の方も、努力義務に留められて、実効性を十分持たなかった。結果として「捨て先が、野山ではなく、保健所・動物管理/愛護センターに変わっただけ」のことで、それが今わたしたちが目の前にしている現実です。

 


 

冷静に考えれば、第一に責められるべきは、殺処分を粛々と実行し続ける行政ではありません。そうした行政に一切責任がないと言うつもりはないですが、問題の一番本質的な部分を握っているのは、いまだに野山に捨てるのと同じ感覚で保健所・動物管理/愛護センターに持ち込む飼い主であり、本来飼い主の義務(あくまで努力義務ですが)である繁殖制限を行なわない飼い主です。

 

40年前の動管法の制定の趣旨は、そうした飼い主を(罰則規定をちらつかせながら)なくしてゆくことだったはずです。今回の改正で「引取り拒否」が条件付きながら可能になったことは、長い回り道の末に、ようやく本来の道のりを歩き出した、そんなふうに考えることもできると思います。

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テーマ : ペットと行政
ジャンル : ペット

地域ねこカレンダー販売店(3) Lingonさん

猫家 ふく福さんカフェ豆ちゃんに続いて、長崎県地域猫活動連絡協議会チャリティーカレンダー『ながさきの地域ねこ 2013』を販売して下さっているお店の紹介です。今回は、お菓子と北欧パンのお店 Lingon さんです。

 


 

恵美須町病院裏手にある瓊の浦公園に面した通りに Lingon さんがあります。

 

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手前は、お店の名前にもなっている「リンゴンクッキー」105円。リンゴン(Lingon)とはスウェーデン語でコケモモのことです……って、コケモモは普通日本では見かけない植物なのでWikipediaさんから画像を貼っつけておきます。

 

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寒冷地の野生植物で、直径7mmほどの非常に酸味の強い実がなるそうです。Wikipediaさん、ありがとう。ふつうは、甘く煮てジャムにします。そのジャムを使ったクッキーが、上のリンゴンクッキーです。

 

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Lingonさんでは、季節の果物や木の実を使った焼き菓子を中心として、天然酵母を使ったもっちりした丸パンやシナモンパン、お菓子・パンに合う紅茶、そして北欧雑貨なども扱っていらっしゃいます。

 

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お菓子は小ぶりですがしっかりとした甘さです。そして雑味がないのが特徴。バターや小麦粉は大量に買い置きするとどんどん酸化して、嫌な風味が出てくるのですが(さるねこ父は、そのへんちょっとうるさいです――もちろんだからといって残したりはせず、いただきますけどね)、Lingonさんに限っては、それはないです。

 

そして、Lingonさんは、よりおいしいお菓子とパンを焼くために、とても研究熱心でもあります。考えてみればわかりますが、湿気が多くて気温の高い長崎とはおよそ正反対の気候である北欧のお菓子やパンを、向こうのそのままのレシピで発酵させたり焼いたりしても、おいしくはできません。そういう意味では、本当に職人気質のお店です。ネット上(食べログなど)では、よく「素朴」と評されていますが、むしろ「こだわり」のお店だとさるねこ父は思います。もちろん、その「こだわり」を押しつけてくるわけではなく、あくまで自然体でやっていらっしゃいますけどね。いろいろ尋ねると、いろいろ教えて下さいますし、経験と試行錯誤に裏打ちされたおしゃべりは楽しいです。ながさきにはちょっと珍しいタイプのお店かも。自分でお菓子を焼いたりパンを作ったりしたことのある方には、特にオススメの Lingon さんです。お買い求めの際には、ぜひ一声かけて、会話を楽しんで下さい。ちなみに、大のねこ好きさんです。ねこの話題ももちろん welcome!

お菓子と北欧パンのお店 Lingon
長崎市金屋町9-12/TEL&FAX: 095-826-5366
日祝休/10:30~19:00(土曜日は17:00まで)

というわけで、さりげないこだわりの北欧菓子 Lingonさん にて、チャリティーカレンダー『ながさきの地域ねこ 2013』を販売していただいています。よろしければ、ぜひ!

 

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テーマ : 野良猫・地域猫
ジャンル : ペット

パブコメ:VI 犬猫の引取りを拒否できる場合について

改正法第35条第1項但し書き(※)関連です。第35条は「犬猫の引取り」に関する項目で、今回の改正で付け加えられたこの但し書き部分は、動物愛護行政の歴史の上では実にエポック・メイキングなものになります。まず最初に、ここに至るまでの「犬猫の引取り」規定のおさらいを。

※)第35条第1項の「ただし~」以下の部分を指してこう呼びます。逆に「ただし~」より前の部分を「第35条第1項本文」と呼びます。法律独特の言い回しですね。


「動物の愛護及び管理に関する法律」(動愛法)は、ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、もともと「動物の保護及び管理に関する法律」(動管法)として1973年10月1日に公布されました(施行は1974年4月1日)。そのときの条文数はわずか13、現行の動愛法の条文数が50、そして改正後は65に増えます(※)。

※)改正後も一番最後の条文は第50条で同じですが、途中に15個の条文が挟まれるように追加されています。たとえば第二種動物取扱業に関する第24条の2、第24条の3、第24条の4など。「第24条」と「第25条」の間に条文を挟み込むときはこういう表現をします。
 ちなみに、「第24条の2」と「第24条の3」の間に、さらに条文を挟み込むようなことになったときは「第24条の2の2」という表現になります。読みにくいことこの上ないですが、全部付け直してしまうと、この法律を参照している別の法令も全部書き換えないといけなくなってくるので、こうなってるみたいです。
 もう一つちなみに、「第24条第2項」と「第24条の2」は別のものです。前者は、第24条の中で入れ子になっている項を指し、後者は第24条とは別の条文を指します。改正後の動愛法にはどっちも存在します。第24条第2項は「前項の規定により立入検査をする職員は~提示しなければならない。」、第24条の2は「飼養施設(環境省令で定めるものに限る~七 その他環境省令で定める事項」の部分です。

 

1973年同時の動管法はこちらの記事で紹介していますが、その第7条が、現行および改正後の第35条の元になっています。3つを比べてみましょう。まず1973年の動管法制定時です。

【1973年制定時】

第七条 都道府県又は政令で定める市(以下「都道府県等」という。)は、犬又はねこの引取りをその所有者から求められたときは、これを引き取らなければならない。この場合において、都道府県知事又は当該政令で定める市の長(以下「都道府県知事等」という。)は、その犬又はねこを引き取るべき場所を指定することができる。

2 前項の規定は、都道府県等が所有者の判明しない犬又はねこの引取りをその拾得者その他の者から求められた場合に準用する。

3 都道府県知事は、市町村長(第一項の政令で定める市の長を除き、特別区の区長を含む。)に対し、第一項(前項において準用する場合を含む。以下第六項及び第七項において同じ。)の規定による犬又はねこの引取りに関し、必要な協力を求めることができる。

4 都道府県知事等は、動物の愛護を目的とする公益法人その他の者に犬及びねこの引取りを委託することができる。

5 都道府県等は、第一項の引取りに関し、条例で定めるところにより、手数料を徴収することができる。

6 内閣総理大臣は、関係行政機関の長と協議して、第一項の規定により引取りを求められた場合の措置に関し必要な事項を定めることができる。

7 国は、都道府県等に対し、予算の範囲内において、政令で定めるところにより、第一項の引取りに関し、費用の一部を補助することができる。

 

次に現行の動愛法=2005年改正後の第35条です。1973年と比べた変更点を背景色づけしています。ぱっと見ではけっこう変わっているように見えますが、水色は1994年の保健所法の地域保健法への改正時に「中核市」でも犬猫の引取りを行なえるようにした(いわゆる地方分権の推進)に伴う改正、緑色は1999年改正時に所管官庁が総理府(=内閣総理大臣)から新設の環境省(=環境大臣)に移ったのに伴う改正、黄色は1999年の地方分権一括法に伴う改正ピンク色は2005年改正時の変更点です。1973年から現在まで約40年間、実質的な部分は、実は何一つ変わっていなかったと言えます。

【現行=2005年改正後】

第三十五条 都道府県等(都道府県及び指定都市、地方自治法第二百五十二条の二十二第一項 の中核市(以下「中核市」という。)その他政令で定める市(特別区を含む。以下同じ。)をいう。以下同じ。)は、犬又はねこの引取りをその所有者から求められたときは、これを引き取らなければならない。この場合において、都道府県知事等(都道府県等の長をいう。以下同じ。)は、その犬又はねこを引き取るべき場所を指定することができる。

2 前項の規定は、都道府県等が所有者の判明しない犬又はねこの引取りをその拾得者その他の者から求められた場合に準用する。

3 都道府県知事は、市町村(特別区を含む。)の長(指定都市、中核市及び第一項の政令で定める市の長を除く。)に対し、第一項(前項において準用する場合を含む。第五項及び第六項において同じ。)の規定による犬又はねこの引取りに関し、必要な協力を求めることができる。

4 都道府県知事等は、動物の愛護を目的とする団体その他の者に犬及びねこの引取りを委託することができる。

【さるねこ父註:旧第7条第5項は削除され、旧第6・7項がひとつずつ繰り上がっています】

5 環境大臣は、関係行政機関の長と協議して、第一項の規定により引取りを求められた場合の措置に関し必要な事項を定めることができる。

6 国は、都道府県等に対し、予算の範囲内において、政令で定めるところにより、第一項の引取りに関し、費用の一部を補助することができる。

 

40年前に、なぜこの「犬猫の引取り」が法律で定められたのかは、当時の官報をたぐってみるとその背景が見えてきます。詳しくはこちらの別記事をご覧いただくとして、犬猫の引取りに関わる部分だけ抜き出します。

[3] 犬及びねこに関する措置について

 犬やねこの飼主は、それらを飼養することができなくなったり、あまり繁殖して飼養が困難になった場合、往々にしてそれを安易に野に捨てる傾向にあるので、捨て犬及び捨てねこの発生防止と、その保護を図るために、都道府県等に犬やねこの引取りを義務づけ、犬やねこを捨てた者を処罰することとしています。また、犬又はねこの所有者は、動物がみだりに繁殖して適正な飼養が困難となることを防止するために、飼主は、できるだけ動物の生殖を不能にする手術を行うよう努めなければならない旨の所有者の責務を明確にしています。

身も蓋もない言い方をすれば、「野山に捨てられるよりは、行政が引取った方が、なんぼかまし」というのが、この条文の考え方です。「犬猫を管理する」という行政の立場から言えば、それは正しい。まず捕まえるところから始めなければならない「野犬・野猫」にする手前で、行政の窓口まで持って来させれば、管理の手間は一段省けます。けれども、犬猫の立場を代弁して言えば、「野山に捨てられればまだなんとか生きていくこともできるかもしれないけれども(※)、行政に引取られればまず9割方殺されるわけだから、なにが『動物愛護』だ、ふざけんな」ってことになるでしょう

※)もちろん実際は、野山に捨てられた犬猫も大半は生き抜くことはできません。人に飼われていた期間の長い元飼い犬・元飼い猫は、野山では生き抜けないし、生まれたばかりの子犬だけ・子猫だけを野山に放置すれば、他の動物(トビやカラスなどの鳥類を含む)の餌食になります。


さて、今回の改正ではこの第35条はどうなったかというと、ご存知の通り、「一定の条件を満たすことによって、引取りを拒否することができる」ようになりました。現行法から新たに追加された部分を緑字で示します。

【2012年改正後】

第三十五条 都道府県等(都道府県及び指定都市、地方自治法第二百五十二条の二十二第一項 の中核市(以下「中核市」という。)その他政令で定める市(特別区を含む。以下同じ。)をいう。以下同じ。)は、犬又は猫の引取りをその所有者から求められたときは、これを引き取らなければならない。ただし、犬猫等販売業者から引取りを求められた場合その他の第七条第四項の規定の趣旨に照らして引取りを求める相当の事由がないと認められる場合として環境省令で定める場合には、その引取りを拒否することができる。

2 前項本文の規定により都道府県等が犬又は猫を引き取る場合には、都道府県知事等(都道府県等の長をいう。以下同じ。)は、その犬又は猫を引き取るべき場所を指定することができる。

3 第一項本文及び前項の規定は、都道府県等が所有者の判明しない犬又は猫の引取りをその拾得者その他の者から求められた場合に準用する。

4 都道府県知事等は、第一項本文(前項において準用する場合を含む。次項、第七項及び第八項において同じ。)の規定により引取りを行つた犬又は猫について、殺処分がなくなることを目指して、所有者がいると推測されるものについてはその所有者を発見し、当該所有者に返還するよう努めるとともに、所有者がいないと推測されるもの、所有者から引取りを求められたもの又は所有者の発見ができないものについてはその飼養を希望する者を募集し、当該希望する者に譲り渡すよう努めるものとする。

5 都道府県知事は、市町村(特別区を含む。)の長(指定都市、中核市及び第一項の政令で定める市の長を除く。)に対し、第一項本文の規定による犬又は猫の引取りに関し、必要な協力を求めることができる。

6 都道府県知事等は、動物の愛護を目的とする団体その他の者に犬及び猫の引取り又は譲渡しを委託することができる。

7 環境大臣は、関係行政機関の長と協議して、第一項本文の規定により引き取る場合の措置に関し必要な事項を定めることができる。

8 国は、都道府県等に対し、予算の範囲内において、政令で定めるところにより、第一項本文の引取りに関し、費用の一部を補助することができる。

「条件付きなど話にならない」「引取りなんて、日本からいっさいなくすべきだ!」と憤る方ももちろんいらっしゃると思いますし、その気持ちもわかりますけれども、さるねこ父は今回の改正は40年ぶりの大転換だと考えています。これから先、さらに条文を改正して、「一定の条件を満たした場合に限り、引取ることができる」という内容に変えていき、引取り頭数をぐっと減らすことで、引取った犬猫を「殺処分」ではない処分、つまり、イギリスなどに見られるような譲渡型シェルターでの保護へと導けるような筋道が見えてきた、と思うのです。

もしかするとそれは、まだあと40年かかるのかもしれないし、5年先、10年先といった近い将来なのかもしれない。それは、日本という国で暮らすわたしたちが、いかにして改正法第7条(動物の所有者又は占有者の責務等)の趣旨を体現できるかにかかっていると思います。

【改正後第7条】

第七条 動物の所有者又は占有者は、命あるものである動物の所有者又は占有者として動物の愛護及び管理に関する責任を十分に自覚して、その動物をその種類、習性等に応じて適正に飼養し、又は保管することにより、動物の健康及び安全を保持するように努めるとともに、動物が人の生命、身体若しくは財産に害を加え、生活環境の保全上の支障を生じさせ、又は人に迷惑を及ぼすことのないように努めなければならない。

2 動物の所有者又は占有者は、その所有し、又は占有する動物に起因する感染性の疾病について正しい知識を持ち、その予防のために必要な注意を払うように努めなければならない。

3 動物の所有者又は占有者は、その所有し、又は占有する動物の逸走を防止するために必要な措置を講ずるよう努めなければならない。

4 動物の所有者は、その所有する動物の飼養又は保管の目的等を達する上で支障を及ぼさない範囲で、できる限り、当該動物がその命を終えるまで適切に飼養すること(以下「終生飼養」という。)に努めなければならない。

5 動物の所有者は、その所有する動物がみだりに繁殖して適正に飼養することが困難とならないよう、繁殖に関する適切な措置を講ずるよう努めなければならない。

6 動物の所有者は、その所有する動物が自己の所有に係るものであることを明らかにするための措置として環境大臣が定めるものを講ずるように努めなければならない。

7 環境大臣は、関係行政機関の長と協議して、動物の飼養及び保管に関しよるべき基準を定めることができる。

緑字が今回新たに追加された項目です。(1)飼い主には「愛護と管理の責任」があること、(2)周辺の生活環境に悪影響を及ぼさないように飼うこと、(3)逸走防止手段を講じること、(4)終生適正飼養を行なうこと、(5)繁殖制限を行なうこと。こんなあたりまえのことが、今ごろになって明文化される(※)というのもどうかしていますが、ともかくも、第一歩です。

※)正確には、「犬及びねこの飼養及び保管に関する基準」(昭和50年総理府告示第28号=1975年7月16日告示)や、それを改訂した「家庭動物等の飼養及び保管に関する基準」(平成14年環境省告示第37号=2002年5月28日告示)のなかで、これらの項目は部分的には周知されていることになっています。が、これらはあくまで、法律の内容をを補うための告示としてなされたもので、法律本体で規定されたのは今回が初めてです。


ここまで前置きが長くなりました。パブコメについて検討してみます。改正法第35条第1項但し書きでは、まず「犬猫等販売業者から引取りを求められた場合」は引取りを拒否「することができる」とされています(※)。これは、今回のパブコメに関係なく、既に改正法に盛り込まれた規定事項(法定事項)です。

※)拒否「する」という断言ではありませんから、業者の犬猫を引取るケースは、今後とも「あり得る」話ではあります。残念ながら。

今回のパブコメで問われているのは、この法定事項のほかに、次の5つを改正法第7条第4項=終生飼養の原則に照らして「引取りの正当な理由と認められない=引取りを拒否することができる」ケースとして規定しますが、どうでしょうか? ということです。

  1. 繰り返し引取りを求められた場合
  2. 子犬や子猫の引取りを求められた場合であって、繁殖制限措置を講じる旨の指導に応じない場合
  3. 犬猫の高齢化・病気等の理由又は当該犬猫の飼養が困難であるとは認められない理由により引取りを求められた場合
  4. 引取りを求めるに当たって、あらかじめ新たな飼い主を探す取組をしていない場合
  5. その他法第7条第4項の規定の趣旨に照らして引取りを求める相当の事由がないと認められる場合として都道府県等の条例、規則等に定める場合

これらは基本的に(業者ではなく)個人の飼い主が想定されています。そして、これは大事な点ですが、これらの場合であっても「生活環境の保全上の支障を防止するため引取りが必要と判断される場合にあってはその限りでない」という但し書きが付きます。こいつはけっこう難物です。恣意的に運用すれば、どんな引取り拒否事由も無効にできるオールマイティーカードです。

そもそも、ここでパブコメの対象となっているのは、「動物の愛護及び管理に関する法律施行規則」という環境省令をめぐってです。これは、法律の運用にあたって支障が生じないように、わりかし細かい事例まで具体的に定めているのが特徴です(現行=2012年12月現在の=改正前の施行規則はこちら)。読むと眠くなれますが、「引取りを拒否できる5つのケース」がそれなりに具体的であるのに対して、この但し書きの方は、てんで曖昧です。細かい点を定めるはずの施行規則にはふさわしくないアバウトさです。

「生活環境の保全上の支障」というそのこと自体が何を指しているのか判然としない上に(およそ推測するに、周辺環境が悪臭や騒音その他で悪化しているケースでしょうが)、その「防止」のために引取り「」必要かどうか、もう少し踏み込んで言うと、それを「防止」するためには引取り以外の選択肢ではいかんともしがたいかどうかを、現場の行政職員が「判断」する/できる/しなければならないと、環境省のお役人は考えている節があります。ぶっちゃけ「現場に丸投げ」です。これには2つの問題があります。

ひとつは、役人性悪説に依るもので、「あれも、これも、セイカツカンキョウノホゼンジョウノシショウに当たるから、どんどん引取れ=どんどん殺処分だ」という恣意的もしくは機械的な運用をする現場担当者が出かねない、という点です。もう一つは、役人性善説、というとちょっとヘンですが、「殺処分は確かに減らしたい、でも、周辺環境の悪化にも確かに配慮しなければいけない、明確な基準がないから、ケースバイケースで、飼い主と周辺住民の双方(さらには殺処分ゼロを掲げたい環境省本省のお役人)から突き上げを喰らいながら、右往左往して神経をすり減らす」現場担当者が出かねない、という点です。

V(虐待を受けるおそれのある事態について)でも、「とにかく、指導に入るためには、だれにとっても明快で納得のゆく(虐待のおそれに相当する)基準を設けてほしい」という意見が現場の行政担当者からは上がっているのを紹介しましたが、このVI(犬猫の引取りを拒否できる場合について)はそれ以上にセンシティブな内容を含んでいます。行政が引取るかどうかで、その犬猫の命は9割方が決まります。また、行政が引取らないことによって、そのダメ飼い主がそこらに犬猫を捨てたりすれば、40年以上前の暗黒時代に逆戻りすることになります。そんなギリギリの綱渡りが要求される部分を「生活環境の保全上の支障を防止するため引取りが必要と判断される場合にあってはその限りでない」という一文で流してしまうのは、あまりにも適切を欠きます。


再び第34回動物愛護部会で配布された参考資料1を参照しましょう。20~32ページの13ページにわたって、現場の行政担当者のコメントがまとめられています。これを読まないでは始まらないのがこのVIですが、さるねこ父が「もっともだ」と思ったのは、特に次の2つです。

  • 仮に例示の事項をすべて拒否事由とすると、従来の引取例の多くがその対象となり、しかも「できる」規定のため、引き取るべきか否か、逐一、判断に迷う事態を招くとともに、外部からもその判断の是非を強く問われることにもなる。こうした事態を避けるため、裁量の余地を極力少なくするよう、本文とただし書きとの関係を整理し、より具体的に規定いただきたい。(逆に絶対的に引取りを拒めない事例を先に例示いただいた方が検討が進めやすくなるものと思われる。)
  • 法第35条の趣旨は、捨て犬・猫の防止であり、その受け皿がない現状で行政が引き取りを拒むことは不適当であると考えるが、今回の法改正により法第7条の終生飼養の徹底を促すのであれば、飼い主の死亡以外の全てが「飼い主の無責任」の結果であり、引き取りを拒否する理由になりうる。/国が法改正の趣旨を国民に浸透させるためには、「飼い主は自分の飼育する動物が飼養できなくなり、新たな飼養者を見つけることが困難な場合は、行政に処理を委ねるのではなく自分で安楽死を選択することも含めて責任を全うすべきである。」と強くうったえかけるべきである。/行政による殺処分ゼロを目指すのであれば、中途半端な引き取り拒否理由など示さず、国として明確な意思表示をすべきであると考える。

 

つまり、こういうことです。「終生飼養の原則を本気で謳うのであれば、飼い主からの引取りが唯一認められるのは飼い主の死亡であり、それ以外は飼い主自身による安楽死の選択という重い代償を支払わせるべきである(それが嫌なら、必死で新たな飼い主を探すべきだ)」。

今回の改正で一足飛びにそこまで至るのはおそらく困難でしょうけれども、道筋はそういうことになるのだろうと思います。「こういう場合は引取りを拒否できる」ではなく「こういう局限されたケースのみ引取りを行なう」という方向へ。その第一歩として、「こういう場合」をできるだけ丁寧に示すことが必要ですね。

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パブコメ:VII その他

I 犬猫等販売業者関係」「II 販売に際しての情報提供の方法」「V 虐待を受けるおそれのある事態について」「VI 犬猫の引取りを拒否できる場合について」と見てきましたので、ここでちょっと一息入れます。

 

「VII その他」では、動愛法改正による用語変更に合わせて、施行規則等でもそれに揃えた用語変更を行なうことになっています。それが「動物取扱業」→「第一種動物取扱業」、「ねこ」→「猫」です。動物取扱業の方は当然の変更ですが、ねこの方はそもそもなんで変わったのか。

 

これは簡単で、1973年の動管法制定当時は、当用漢字表に載ってない漢字は基本的に法律条文に使えなかったから(のはず)です。「猫」という漢字は、1946年に告示された当用漢字表に載っていなかった。1981年に制定された常用漢字表で「猫」が他の94字とともに載ることになって、それからは使えることになりましたが、めんどくさかったのか、忘れてたのか、わかってたけどやらなかったのか、「ねこ」→「猫」の変更はずっと行なわれず、ようやく今回の改正で晴れて漢字で「猫」に変わった、ということ(のはず)です。

 

さて、さるねこ父はこの改正に反対です(と、ここで書いてもいまさら遅いですし、全然意味はないので、戯れ言です)。やっぱり「ねこ」はひらがなで書くべきだと思うからです。だって、ねこって「ね」という字が似合うじゃないですか。

 

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ね?

 

K-r02841

ふみ:ふーん。
さるねこ父:ふみ、冷たい(T_T)。

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パブコメ提出は12月12日(水)18:15締切です

「動物の愛護及び管理に関する法律の一部改正等に伴う動物の愛護及び管理に関する法律施行規則等の一部改正案」パブリック・コメントは、来週水曜日=12月12日の18:15が締切です(メールの場合)。あと1週間を切りました。さるねこ父が書いた記事をまとめておきます。

 

もともとさるねこ父が特に注意を払っていたのはVIです。今、現状として年間20万頭以上の犬猫が殺処分されているわけですが、どうして・どういう経緯をたどって、そういう現状が生じてきたのか、そのことがずっと気になっていました。歴史をきちんと踏まえなければ、先のことを見通して考えることはできないと思うので、そのつもりであと1週間でパブコメをまとめようと思っています。


さて、それにしても「先達はあらまほしきことなり」ということで、さるねこ父が目にしたかぎりで「わたしは、こういうパブコメを出します・出しました」というのを拾ってみました。

あとは地球生物会議 ALIVEさんも、昨年のパブコメに当たって文案を掲載されていましたが、代表の野上さんが先日亡くなられたことも関係しているのか、今のところ動きはないようです。全体として、あんまり多くないですね。意見を工夫する余地というか、自由度が低いこともあるんでしょうか。

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「猫家 ふく福」の新入りさん

IMG_3038

ちょっとブレてますが、ミーちゃんです。年齢ははっきりしたことはわかりませんが、7歳くらい。チャシロの長しっぽの女の子で、不妊化済みです。腎臓の数値にやや問題があるので、療法食を処方されています。

 

IMG_3037

……どっかで見たことあるよね?

 

実はミーちゃん、11月25日の市民会館前譲渡会に参加していました(さるねこ父は写真を撮れなかったので、記事の中ではカエデさんの写真を借りています)。そして、2012年7月22日の動物管理センター譲渡会に参加していたトラノスケくん(チャトラ)・サツキちゃん(キジトラ)・モモちゃん(ミケ)のお母さんでもあります。保護主(飼い主)のAさんのところにやってきてすぐ翌日に3匹を産み、3匹が巣立ったあとは、Aさんが面倒を見ていたのですが、もともとペット不可物件だったことから、ミーちゃんについても里親さん探しが緊急で必要となりました。

幸いなことに今回、ふく福さんにご協力をいただいて、ミーちゃんはねこカフェで落ち着いて里親さま探しができることになりました。今わかっている範囲では、性格はおとなしくて穏やか、腎臓に注意が必要なほかは、特にこれといって目立った問題もなく、元ノラにしてはひとを怖がりません。年齢ははっきりわかりませんが、「余生」というにはまだかなり長い時間をミーちゃんは持っていると思われます。ふく福さんのほかのねこさんとの折り合いは、今のところはお互い適度な距離を保つ感じです。一口で言えば「おとなのねこさん」ですね。

 

ミーちゃん、里親さま募集中です。よろしくお願いいたします。

猫家 ふく福
長崎市江戸町5-3 浦川正ビル1F/095-895-9416
水休(祝日の場合は翌日)/11:00~20:00(最終受付19:30)
URL: http://ameblo.jp/hanafuku2525/
10歳未満のお子様のご入店はお断りしております。また小学生の方は保護者同伴となっております。ご了承下さい。
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H-I町のねこさん(1)

ちょっと郊外を出歩きました。

 

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今の時期、ながさきではごく普通の民家の軒先で、みかんが売られています。たいがい1袋100円で、自分の畑とか庭に生えているみかんを売ってるみたい。

 

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これはちょっと珍しい、たくあん100円。自家製かどうかはわかりませんでした。ちなみに、普通の家の玄関のなか(土間)です。

 

みかんには頻繁に遭遇するのですが、なかなかねこさんには遭遇せず、ようやく1匹目に出逢う。

 

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ふくふくと太ったキジねこさん。

 

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ちょうど餌やりの時間に出くわしました。わくわくで待ってるシロクロさん。

 

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こちらは先にもらったキジねこさん。まだ1歳になってないくらいらしい。

 

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女の子で、お花が似合うね。

 

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シロクロさんは……

 

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「にゃー!」

 

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いっぱいコロンコロンして、背中が砂だらけだよ? (クリックしたら拡大します:どの写真も。)

 

 

30分ほど歩き回って、出会えたのはこの3匹でした。

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かんがえちう

PEN00181

ふみ、かんがえちう。

 

PEN00202

カンナ、かんがえちう。

 

 

パブコメ提出期限まであと72時間を切りました。さるねこ父もかんがえちうです。

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