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ねこの毛色・毛柄(1)

長崎の町ねこ調査隊塾の活動をするようになって気づいたことがあります。それは、「意外とねこの毛色・毛柄の呼び名は、お互いに統一されていない」ということです。「ミケ」「シロクロ」ぐらいならまだしも、「サビ」とか「サバトラ」「薄キジシロ」とかになると、お互いにどの柄のことを言っているのか判然としなくなります。

まあ、写真を見せれば解決する話ではありますが、町ねこ調査でカルテを描いたりするときにはちょっと困ったりします。

 

そもそもねこ(和ネコ)の毛柄については、従来型の遺伝学(いわゆる「メンデルの法則」)によって説明が可能です(cf. 簡単な猫の毛色のお勉強遺伝のお話)。が、そのあたりはざっくりと省いて、目の前にいるねこさんの毛色・毛柄を表現する場合についてだけ考えてみます。

 

まず、ねこの毛を1本1本眺めた場合には、次の5色のどれかからなっています。白・黄・茶・灰・黒(1本の毛の中で色が混じって並ぶこともあります)。「黄」はチャトラの薄い地の部分の色、「茶」はチャトラの濃い縞の部分の色やミケの茶色、キジトラの薄い地の部分の色、「灰」はサバトラの薄い地の部分の色、「黒」は文字通りクロネコの真っ黒もありますし、キジトラやサバトラの濃い縞の部分(濃い茶褐色・濃い灰褐色)の色の場合も含みます。

 

これらの組み合わせで、(1)シロ、(2)クロ、(3)グレー、(4)チャ(チャトラ)、(5)キジ(キジトラ)、(6)サバ(サバトラ)、(7)ミケ、(8)サビの8つのベースパターンを考えます。

さらに、それらの毛がどんなふうに模様をつくるのかを、「(a)全身均等な模様」「(b)シロが混じった模様」「(c)基本はシロでほんのちょっとだけ柄が混じった模様(トビ)」「(d)全体に薄色にぼかしたような模様」の4種類に細分すると、こんな表ができあがります。

 

ベース 毛色要素 (a)全身 (b)シロ混ざり (c)トビ (d)薄色
(1)シロ シロ
(2)クロ クロ(*1) シロクロ
クロシロ(*2)
シロクロトビ
(3)グレー グレー グレーシロ グレートビ
(4)チャトラ 黄・茶 チャトラ
アカ(*3)
チャシロ シロチャトビ 薄チャトラ
クリーム
薄チャシロ
(5)キジトラ 茶・黒(焦茶) キジトラ
(キジ)
キジシロ トビキジ グレートラ
(6)サバトラ 灰・黒(焦茶) サバトラ
(サバ)
グレートラ
灰キジ
サバシロ
藤白
藤白トビ グレートラ
(7)ミケ 白・茶・黒 ミケ
縞ミケ(*4)
トビミケ
シロミケ
パステルミケ
(8)サビ 黄・茶・黒(焦茶) サビ(*5) -(*6) -(*6) グレーサビ
麦わらサビ

(*1) 全身真っ黒のケースのほか、のど元だけに白い毛が混じったりすることもある

(*2) 全体が黒地に白で黒の割合が多い場合「クロシロ」と呼んだりする

(*3) 「アカ(アカネコ)」はどちらかというと方名

(*4) 白+チャトラ+黒の模様になるのが「縞ミケ」

(*5) 「サビ」のうち、黒の割合が多いのを「黒サビ」と呼んだりする

(*6) サビに白い毛が混じった場合はミケ

 

なお、これらのほかに、シャムやペルシャ、アメショ(アメリカンショートヘア)、ロシアンブルーといった洋ねこにはそれぞれ特有の毛柄があり、さらにこれらと和ねこのMIXになると非常に複雑な毛柄になりますが、これについては省略します。

 

表だけ見ているとわかりにくいですが、写真付き説明は、(2)以降で。

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